7月24日の
ヤクルト戦(京セラドーム)、古川侑利投手が移籍後初めて先発マウンドに立った。同月7日、
楽天から
巨人へトレードで加入したばかり。二軍で1試合の調整登板を経て、待望の巨人デビューだったが……。背番号67の真新しいユニフォームに袖を通した右腕だが、セ・リーグの洗礼を受ける。初回、先頭の山田哲に二塁打を許すと、続く青木、
バレンティンに四球を与えて満塁のピンチを背負う。その後村上、中山から連続三振を奪ったが、中村と太田に連続適時打を浴び4点を失った。制球に苦しみ、球数は1回で42球に及んだため、原監督はこの回限りでの降板を決断。古川の新天地での第一歩は1回KOと苦いものとなってしまった。