聖地にめっぽう強い左腕が再び快投を演じた。7月24日の
阪神戦(甲子園)に先発した濱口遥大投手は、ホームベースの四隅を突く丁寧な投球で、7回115球を投げ6安打と好投。失点は、5回に北條に浴びたソロ本塁打のみで、今季5勝目(3敗)をマークした(3対1)。
「(阪神・先発の)青柳さんがすごく良かったので、それに引っ張られて。何とか負けないようにと投げました」と言う濱口は、これでプロ入り後、甲子園では6戦4勝と抜群の相性だ。本人は「本当にたまたまです」と照れるが、
ラミレス監督は「素晴らしかった。このままエンジョイして投げてもらえれば」と後半の先発ローテの軸となることを期待していた。