防御率は2点台でリーグベスト5位以内に入っていながら、7敗を喫している西勇輝投手。72日ぶりの白星をつかむため7月21日の
ヤクルト戦(甲子園)のマウンドに上がった。初回から3つのアウトすべて三振と最高のスタートを切り、その流れのまま7回4安打2失点の好投を見せた。「みんな励ましてくれたり。そういうのって力になるし、自分もそれを得て頑張りたいと思う。なおさらチームのために頑張りたいと思いました」と笑顔を見せた。やはり72日も白星がないと苦しい思いもあったはずだが、そういう表情は一切見せず、黙々とマウンドで投げてきた。この1勝で4勝目。さあここから西が白星を積み重ねていく。