主砲のバットから快音だ。7月31日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)の1回。一死一塁から三番・吉田正尚外野手が「高めのストレートをしっかりと強く、自分のスイングで打つことができた」と、右翼席へ先制の2ランアーチをかけた。これで打線が勢いづきチーム計14安打。8対4で勝利を飾った。
開幕直後は打率1割にも満たず不振だった吉田正だが、この日の一発で2年連続の20本塁打に到達。7月は打率.357、7本塁打、21打点で月間MVP候補にも挙がる。本来の打棒を取り戻した26歳は「次は30本を目指していきたい」と意気込み、キャリアハイとなる26本塁打超えも射程圏内。どこまで成績を伸ばすのか、注目だ。