未来のエース候補が躍動した。7月30日の
オリックス戦(ZOZOマリン)、「自分のいいところを出そうと思った」という先発の
岩下大輝投手は、序盤からキレ味抜群のストレートでぐいぐいと押し込み、オリックス打線を翻ろう。6回一死までノーヒットピッチングの快投を披露した。7回に2四球でピンチを招いて81球で降板したものの、1安打1失点で5勝目をマーク。打線は鈴木の先制打を含む3安打2打点、新助っ人・
マーティンも2号ソロなど2安打2打点で高卒5年目の右腕をしっかりと援護した。
それでも岩下は、「あそこで代えられるのが今の僕。次はあそこを任せてもらえるように頑張りたい」とおごることなく次を見据えていた。