60年代の初めに活躍した元
ヤンキースの投手、ジム・バウトンは、ヤンキースの選手たちの“馬鹿さ加減”を暴露した本がベストセラーになったり、映画に出演したりと、その奇矯な言動にはついていけない面があるのだが、彼の次の発言にだけは、考えさせられるものがあった。
「野球の世界というのは、古い時代になればなるほど、大選手ばかりになるものらしい」
恐らく彼は、戦前のヤンキース黄金時代の大選手のみならず、20世紀初頭の大選手のウソとマコトを扱き雑ぜた話までウンザリするほど聞かされたのだろう。
名門チームほど、この“大選手伝説”のプレッシャーは強くなる・・・
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