日本ハム・
近藤健介が依然高打率で突っ走っている。6月1日現在で.415。50試合近く消化してこの打率をキープできるのは、大したものである。
さまざまな好打者が4割の大台に挑んできたが、2リーグ制以後では1989年の
巨人・
クロマティの96試合が4割キープの最長記録。4割キープのトップ10のうち外国人選手が5人(
阪神・バース、5位=69試合、
中日・ルナ、7位=52試合、
ロッテ・リー、8位=51試合など)というのは、ちょっと残念な気もするが、この顔ぶれならナットクというところか。
さて、日本人のトップは誰か? それは、1964年の南海・
広瀬叔功で89試合(最終的に.366で首位打者)。通算盗塁数で歴代2位(596)の韋駄天外野手。64年は、広瀬にとってがむしゃらにやらなければならないシーズンだった。
「当時は10年目のボーナスというのがあって、私はその年、ちょうど10年目。このボーナスというのが、すごいものでね・・・
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