イギリスの労働党・コービン党首の演説のニュースをテレビで見ていたら演台というのか、そこに「FOR THE MANY NOT THE FEW」の文字があった。「我こそは庶民の味方だ、金持ちは去れ!」とでも言いたいのだろうが、「MANY=貧者、FEW=富者。前者が善き人々」というスローガンは何とも古くさい(コービン氏の風体も古色蒼然だが)。この二分法というか二項対立というか、単純な図式は分かりやすいけれど、少数の富者の中にだって労働党を応援する人はいる。先の選挙では健闘した労働党だが、この硬直した古くささは、今後の障害になりかねない。
野球の世界も、古くささ、つまり、現状維持に長らくへばりついてきたが・・・
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