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運営努力が実り、センバツから「夏の前座」の陰口は消えたが、その昔は「東海大会」とヤユされた。王・早実の57年大会Vで全国的に

 

 第90回センバツ大会は盛況のようだが、21世紀枠や神宮枠を設けてファンの耳目を引くべく運営努力を続けたことで、センバツ人気は高まっている。だが、昔はかなり違っていた。昨年野球殿堂入りした元毎日新聞記者で「野球規則の鬼」と言われた故・鈴木美嶺さんはよくこんなふうに嘆いていた。

「関東以北からの出場校が少ないし、実力的にも劣る。だから日本の半分ぐらいしか盛り上がらない。ワンちゃん(早実・王貞治投手)が投げて打っての大活躍をした昭和32年(1957年)の大会で、初めてセンバツは全国的な盛り上がりを見せたんだ(早実は初優勝。紫紺の優勝旗が初めて箱根を越えた)。それでも・・・

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おんりい・いえすたでい

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