1969年のレコード大賞に輝いた佐良直美の『いいじゃないの幸せならば』は、後ろ指をさされながらも恋心に流されて生きる乙女の心情を歌った曲で、それは同年に
阪神入りした
田淵幸一にとってもお気に入りの一曲だった。
「いつも自分が幸せ者だと思っていれば文句も出ない。『いいじゃないの幸せならば』という考え方に、僕はものすごく共鳴するなあ」
1年目から正捕手に定着し新人王。その後、75年に本塁打王、79年の
西武移籍後は2度の日本一を経験。ケガに悩まされ続けた現役生活だったが、悲壮感をうかがわせない明るいキャラクターで球界のスターに君臨した。
自他ともに認める
楽天家は、打率ランキングの下位に低迷しても・・・
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