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今中慎二「悔いはあります」

 


 1989年に大阪桐蔭高からドラフト1位で入団した今中慎二は、2年目に10勝、3年目に12勝と早くも台頭し、80キロ台のスローカーブを身に付けて臨んだ5年目の93年には、140キロ台中盤のストレートとの絶妙なコンビネーションで打者を牛耳り、17勝。沢村賞、最多勝、最多奪三振、ベストナイン、ゴールデングラブなどのタイトルを総ナメにし、大ブレークを遂げた。

 以降、96年まで4年連続2ケタ勝利を挙げ球界No.1サウスポーの名をほしいままにしたが、“10.8決戦”で巨人と優勝を争った94年ごろから左肩の状態が徐々に悪化していた。

 痛みをごまかしながらの投球を続けていたが、チームが11年ぶりの優勝を遂げた99年途中に手術に踏み切り、それからは復帰を目指す長いリハビリの日々・・・

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