赤門軍団が長いトンネルから抜け出すのは、いつになるのだろうか。
84連敗で今季最終カードの法大戦を迎えた東大。10月25日の1回戦で2対19と大敗を喫すると、翌日の2回戦では中盤以降に引き離され、0対5で敗れた。
86連敗――。東大の勝利は、10年秋の早大1回戦までさかのぼる。つまり、11年に入学した今の4年生は、勝利の味を知らないまま卒業することになったわけだ。法大2回戦に敗れると、浜田一志監督は遠くを見つめながら、その点から話し始めた。
「まず4年間で1勝もできなかった選手を出してしまい、監督として申し訳なく思います。なんと言葉をかければいいのか……。彼らの努力を実らせてあげられなかったことを深く、反省しています」
その後にロッカールームで行われた最後のミーティングで・・・
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