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東京六大学リーグ

 

東大が連盟結成90周年にリーグワーストの90連敗


 この長いトンネルの出口は、いったいどこにあるのだろうか――。

 東大が4月19日の早大2回戦に0対9で敗れ、開幕から4連敗。2010年秋の早大2回戦から続く東京六大学リーグでの連敗ワースト記録を90(2引き分けを挟む)にまで更新してしまった。今年は連盟創立90周年。東大・浜田一志監督は「90周年に90連敗なんて、しゃれにもならない」と連敗ストップに意気込んでいただけに、ショックを隠せない。

「そうなりました。うーん……。50年生きてきて一番悔しいね、今日は」

 そして、強い口調でこう続けた。

「選手は悔しさを十分感じているし、重圧も感じている。でも、それをはねのける志の強さを持っています」

開幕カードの明大、そして早大と4連敗を喫し、10年秋の早大2回戦からのリーグワーストの連敗記録ついに90に伸びた。4試合で2得点と、投手陣の力投も生かせないでいる[写真=田中慎一郎]



 昨年、四番として打線をけん引した前主将の有井祐人が卒業し、得点力は低下した。だが、投手陣には148キロ右腕・山本俊(3年・西春)や145キロ左腕・宮台康平(2年・湘南)らがおり、今季は「2対1で勝つ野球」(浜田監督)を目指し・・・

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