これが「戦国東都」の厳しさなのだろうか。昨春に戦後初のリーグ6連覇を達成した亜大が、苦しんでいる。専大との開幕カード(第2週)で連敗して迎えた第3週の駒大戦。4月22日の1回戦を1対2で落とすと、翌日の2回戦も1対5で敗れ、1989年秋以来26年ぶりとなる開幕4連敗を喫した。第3週終了時点で、勝ち点0で最下位に沈んでいる。
駒大2回戦の試合後のベンチ裏で、亜大・生田勉監督は意外なほど穏やかな表情で取材に応じた。「柱になる投手が手探り状態。バッテリーがきちんと決まっていないのが今後の課題ではないでしょうか」
6連覇したチームには
東浜巨(現
ソフトバンク)、
九里亜蓮(現
広島)、
山崎康晃(現
DeNA)といった、絶対的エースがいた。だが、今春は先発を任された石塚賢次(4年・玉野光南)、川本祐輔(4年・尾道)、諏訪洸(3年・下妻二)がいずれも先制を許し、5回までに降板している。捕手は開幕から3試合はルーキーの
頓宮裕真(1年・岡山理大付)が先発出場したが・・・
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