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東京六大学リーグ

 

春に続く1勝で見えた地力アップ


 今春、東京六大学リーグの連敗記録を「94」で止めた東大。今秋はさらに成長した姿を見せている。

 開幕の早大戦では連敗したが、1、2回戦ともに2対4と春の覇者を相手に接戦を演じた。第2週の法大1回戦では5対2と逆転勝ち。2回戦は4対1で迎えた5回に5点を奪われて4対6で逆転負けを喫し、3回戦は1対10と大敗したが、2002年秋以来の勝ち点奪取まであと一歩と迫った。2カードを終え、浜田一志監督は「3点勝負の試合を勝ち切る試合をすれば、勝ち点は見えてくる」と手応えを口にした。

秋2カード目の法大1回戦で先勝した東大。2、3回戦で連敗して勝ち点奪取はならなかったがリーグワースト94連敗で止めた春以上の力強さを感じた[写真=高野洋]



 要因の一つは、打力の向上だ。今春のチーム打率は.157だったが、今秋はここまでの5試合で.231。安打数は3試合で相手を上回っている。得点は、春は1試合あたり1.5得点だったが、今秋は1試合あたり2.8得点を挙げている。指揮官は「長年の蓄積。思い切りバットを振れるようになった」と理由を語る。

 浜田監督は12年11月に就任して以来・・・

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