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2015社会人野球表彰

 

10人中9人が初選出とフレッシュな顔ぶれ


12月9日、東京都内のホテルで2015年の社会人野球表彰の表彰式が行われた。厳しいシーズンを戦い終えた男の表情は充実していた[写真提供=毎日フォトサービス]



 2015年度の社会人野球表彰の表彰式が12月9日、東京都内のホテルで行われた。社会人野球を統括する日本野球連盟(JABA)が選出する「社会人ベストナイン」では一次選考として指名打者を含む各ポジションの計141人が選出され、二次、三次選考を経て最終選考で計10人が12月3日に発表された。

 選考対象となる大会は都市対抗と日本選手権、全日本クラブ選手権の「3大大会」と、日本選手権の出場権がかかるJABA主要11大会の成績となっている。ベストナインは指名打者を含む10人中、9人が初選出というフレッシュな顔ぶれ。複数回受賞は、侍ジャパン社会人代表におけるアジア野球選手権(台湾)でも四番を打った3回目受賞のホンダ・多幡雄一(立大)のみだった。

 また、個人表彰も全員が初受賞だ。首位打者のJX-ENEOS・山田敏貴(早大)と最多打点賞の日本生命・高橋英嗣(東海大)は、ベストナインとのダブル受賞。なお、毎年、受賞者が待望される最多本塁打賞は対象が「6本以上」となっているが、この数字をクリアした選手は今年も出て来なかった。一部の意見では『数字を下げる』との声も出ているようだが、規定を変更してはその価値も下がってしまう懸念がある・・・

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