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東京六大学新入生

 

名門・法大の再建のカギ握る侍ジャパン高校代表トリオ




 2月1日。すっかり日も暮れた法大野球部合宿所(神奈川県川崎市)で、再会の時は訪れた。故郷の姫路から両親とともに電車を乗り継ぎ約4時間かけてたどり着いた天理高・舩曵海を、1日早く入寮していた中京大中京高・伊藤寛士と常総学院高・宇草孔基が迎えた。昨夏日本で開催されたU-18ワールドカップで銀メダルを獲得した侍ジャパン高校日本代表トリオがそろい踏みだ。

「無事に着いて良かったね」「部屋どんな感じ?」「なんかテレビの配線がうまくいかなくて……」。他愛のない会話で緊張気味だった3人の表情が少し和らいだ。代表20人の中、1年生の早実・清宮幸太郎を除く3年生19人ではプロに8人、大学に11人が進んだ。母国開催の国際大会で、日の丸の重圧を分かち合った絆は固い。

 夏の甲子園未出場ながら代表入りした宇草は「舩曳と寛士(伊藤)は自分の弱い部分も知っている。2人がいて心強い」と話す。国を背負ったことで「プロに行きたい気持ちが強くなった」という。さらに・・・

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