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新監督就任

 

兵庫の通信制高校に北海道の名将が誕生


3月1日の就任会見で抱負を述べる河上監督(P)URP



 広域通信制・単位制高校として全国に24校の分校を持つ相生学院高(兵庫)の硬式野球部の監督に、35年間北照高(北海道)の監督を務めた河上敬也氏が就任する。着任する3月1日に森和明理事長らと記者会見のテーブルについた河上氏は「今まで北海道の野球に育ててもらったが、これからは新しい土地で恩返ししたい」と意気込みを語った。

 河上氏は北照高から札幌大を経て、母校の指導者として春夏計8回甲子園に導き、全国レベルの強豪校に育て上げた。15年3月に監督を退いた後、1年間野球を勉強する時間に充て、道内の公立校などのグラウンドを視察し、延べ約2か月間アメリカに渡り、1A、2Aなど野球の本場の地でベースボールも見学した。「35年間ずっとグラウンドに立ち続けてきたので、こうやっていろいろな野球を見ることができたのは大きな収穫」と、自らの目で見得た野球は大きなプラスになったという。

 相生学院高野球部は13年創部。「真っ白なキャンパスに色を付けられるということで魅力を感じた。まずは・・・

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