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第71回JABA東京スポニチ大会

 

社会人デビューで2本塁打!!度胸満点のルーキー


ジェイプロジェクトとの予選リーグ3戦目で今大会2本目のアーチ。しかし、チームは準決勝に進出できなかった


 今秋ドラフトの超目玉、創価大の156キロ右腕・田中正義(4年・創価高)と昨秋までバッテリーを組んだ、日本通運のルーキー・北川利生外野手が社会人デビューを果たした。第71回JABA東京スポニチ大会で2本塁打を放つ活躍を見せている。

 気負いはまったく感じさせない動きで、打席に入った。大阪ガスとの予選リーグ初戦。マウンドにはドラフト候補に挙がる最速147キロサウスポー・土肥星也(尽誠学園高)。0対0の3回二死一、二塁の初球だった。内角寄りの直球をとらえた打球は、左翼席に着弾した。「一振りで決められて良かった」。社会人初の公式戦で、いきなりマルチ安打をマーク。それでも「反応で打っているので、今のままではダメ」と凡打の3打席の反省も忘れなかった。

 ジェイプロジェクトとの予選リーグ3戦目でも、横浜スタジアムの左翼席に運ぶアーチ。1対0の3回二死無走者の場面での一発に「バッテリーが長打を警戒する場面で、ホームランを打てたことは意味がある。プラスにとらえたい」と、状況に応じた打撃には納得の表情を見せた。籔宏明監督(国学院大)は「オープン戦からずっと打っていたし、公式戦でもいい結果が出た。打席ですごくいい雰囲気があった」と称えた。

収穫と課題が見つかり真価問われる都市対抗予選


 創価大では東京新大学リーグ戦通算7本塁打。昨秋にプロ志望届を提出したが、ドラフトでは指名漏れ。気持ちを切り替えて社会人に進んだ・・・

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