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2002年秋以来の勝ち点奪取はエース・宮台康平の体力がカギ


明大2回戦では9回裏、山田大成遊撃手[3年・桐朋高]のサヨナラ打で今季初勝利。同カードの連敗を47で止めた。今季の東大は早大、明大との2カードを終えて1勝4敗である/写真=大賀章好


 今春の東大の堂々とした戦いぶりは、2002年秋以来の勝ち点奪取を予感させる。

 開幕2カード目の明大戦。1回戦(4月16日)では先発したエース左腕・宮台康平(3年・湘南高)が8回まで無失点に抑えたが、9回裏に一死三塁からスクイズを決められ、0対1でサヨナラ負けした。

 雨で1日順延となった2回戦(18日)はリーグ戦初先発の柴田叡宙(3年・洛星高)が6回2失点、2番手の有坂望(2年・城北高)が3回無失点と好投。同点の9回裏、二死二塁から山田大成(3年・桐朋高)が右中間へ適時打を放ち、3対2でサヨナラ勝ちした。明大戦での勝利は04年秋以来23季ぶり。東大・浜田一志監督は「学生時代、明治には一度も勝ったことがない。勝てたのは非常にうれしい」と興奮を隠さなかった。

 3回戦(19日)では先発の宮台が3回3失点で降板し、3対12で大敗を喫し、勝ち点を落とした。指揮官は「悔しくてなりません」と歯ぎしりするように言った・・・

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