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第39回JABA日立市長杯、第59回JABA岡山大会

 

ホンダ熊本と鮮ど市場ゴールデンラークスは熊本地震で途中棄権


トヨタ自動車はJABA岡山大会初制覇。三菱重工長崎との決勝で完封勝ちした藤田が最高殊勲選手賞に輝いた/写真=佐藤真一


 第39回JABA日立市長杯は地元の日立製作所が大会を制した。(8大会ぶり4度目、第42回社会人野球日本選手権に2大会連続11回目の出場)三菱日立パワーシステムズ(MHPS)横浜との準決勝を3投手の継投で2点差で逃げ切ると、富士重工業との決勝も、終盤の猛攻をしのいで頂点に立った。最高殊勲選手には入社6年目右腕・梅野無我(国際武道大)が輝いた。なお、首位打者には日立製作所の新人・田中俊太(東海大)が.533の高打率を残した。

 第59回JABA岡山大会はトヨタ自動車が初優勝(日本選手権は13大会連続16回目出場)した。日本通運との準決勝は32歳のベテラン・佐竹功年(早大)が1失点完投(延長12回)し、三菱重工長崎との決勝では藤田純基(東洋大)が完封で、最高殊勲選手賞を受賞した。

 なお、日立市長杯に出場していたホンダ熊本は熊本地震により、2日目(4月16日)以降の予選リーグ2試合を棄権(大会規定により0対9の不戦敗)。また、岡山大会に出場していた鮮ど市場ゴールデンラークス(昨年までは熊本ゴールデンラークス)も、地震による地元の被害を受け、4日目(16日)の1試合を棄権した。
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