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東都大学リーグ

 

研ぎ澄まされた集中力でV逸から怒涛の「連勝」


国学院大との3回戦の1回表、先制3ランを放ちスタンドの声援に応える東洋大・田中。国学院大1回戦で敗れ優勝を逃したが、2、3回戦と連勝して国学院大の胴上げを阻止した/写真=斎藤豊


「勝っておごらず、負けて腐らず」

 今年で就任45年目となった東洋大・高橋昭雄監督が、選手に言い続けている言葉だ。7季ぶりに東都一部リーグに復帰した今季、東洋大はその言葉どおりの戦いを見せた。

 第4週の亜大戦で勝ち点を落としたが、専大、中大、日大から勝ち点を奪って6勝3敗、勝ち点3で5月18日からの国学院大戦を迎えた。「連勝すれば優勝の可能性が残る。勝ち点を落とせば国学院大に優勝を決められる」という状況だったが、1回戦では国学院大の主将・久保田昌也(4年・龍谷大平安高)に先制ソロを含む3打点と活躍され、2対3で敗れて優勝の可能性が消滅した。

 試合後の神宮球場のロッカールームで、高橋監督は選手たちに「秋に優勝できるよう、自分たちの戦いをして春のリーグ戦を終えよう」と言った。そして、打線の軸で主将の笹川晃平(4年・浦和学院高)には「今日のゲームの差は、主将の差だ」と厳しい言葉をかけ、主砲の奮起を促した・・・

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