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東都大学リーグ

 

“戦国東都”の最終戦、逆転で首位打者奪取!!


日大・佐藤健人[4年・日大鶴ケ丘高]は亜大2回戦で2安打を放って国学院大・岡部の打率.426を逆転。25打数11安打の打率.440で初の首位打者を獲得した/写真=菅原淳


 今春の東都リーグのバットマンレースを制したのは、守りの要として期待されていた選手だった。日大の捕手・佐藤健人(4年・日大鶴ケ丘高)は12試合に出場し、打率.440で、初の首位打者に輝いた。「学生コーチをはじめ、周りの人のサポートのおかげです」。佐藤は最初に感謝の言葉を口にしてから、こう続けた。「東都の歴史に名を残せたことは、すごく光栄なことです」。

 今季は12試合すべてでスタメン出場したが、打順が八番もしくは九番だったこと、5試合で途中交代したことから、打席数は38と、規定打席の37をギリギリでクリアした(規定打席=チームの試合数×3.1)。8四死球、5犠打と上位打線へのつなぎ役も果たしながら、11安打(25打数)を放った。日大・仲村恒一監督は「無欲で打席に立った結果でしょう」と目を細めた。

 最終週の亜大戦(5月24日から)を迎えた時点で、佐藤は規定打席ちょうどの31打席で打率.421をマークしていた。打率.426でトップに立つ国学院大の岡部祐太(4年・旭川大高)は全日程を消化していたため、佐藤が逆転するには、亜大戦が2回戦で終了する場合は計6打席以上の打席に立ち、2打数につき1本以上の安打を打たなければならなかった・・・

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