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東都大学秋季リーグ戦

選手層の底上げに成功した亜大が専大に連勝

 

開幕カードに照準合わせリーグ3連覇へ好発進


今春は3試合の出場。2年春までリーグ戦無安打だった上田が一番に抜てきされると、専大1回戦で勝ち越し打、2回戦では1回裏に先頭で本塁打。この試合、3安打3打点と新戦力の台頭がチームを活気づけている/写真=田中慎一郎


 亜大にとって、開幕カードはただの「5分の1」ではなかった。

 9月5日、東都大学秋季リーグ戦が開幕した。3連覇を目指す亜大は専大に連勝し、2014年春以来、5季ぶりに開幕カードで勝ち点を挙げる好スタートを切った。

 春は開幕カードの国学院大戦で連敗したが、そこから8連勝して秋春連覇を達成した。秋の開幕を前に、生田勉監督は「春のようなことは絶対にない。開幕カードで勝ち点を取らないと、最下位になるぞ」と選手たちを奮い立たせていた。

 1回戦は延長11回表に一死二塁から上田隼也(2年・高知高)が左翼線へリーグ戦初打点となる適時二塁打を放つなど4点を奪い、7対3で競り勝った。2回戦では1回裏に先頭の上田が左中間席へリーグ戦初本塁打で先制。4回には一死二塁から代打・手塚渓登(2年・横浜隼人高)が左翼席中段へリーグ戦初打席・初本塁打となる2ランをたたき込むなど加点し、11対3と大勝した。生田監督は「開幕カードに懸けてきたので、よかった」と安堵した・・・

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