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東都大学

不動の三番・中川圭太(東洋大) 名門で磨かれた勝負強さ

 

「PL魂」を心に秘めるTOYOのスラッガー


今夏限りで休部した母校の復活を願うOBの一人。自身の活躍によって全国に「PL」の名をアピールしたいという/写真=田中慎一郎


 母校のために――。東洋大で「三番・DH」を務める右のスラッガー・中川圭太(2年・PL学園高)は、そんな思いを胸にプレーしている。

 中川の母校・PL学園高は甲子園で春夏合計7度の優勝を誇るが、2015年度から新入部員の募集を停止。今夏限りで休部となった。最後の試合となった7月15日の大阪大会2回戦(対東大阪大柏原高)。中川は球場に駆けつけることはできなかったが、後輩たちに「頑張ってくれ」と伝えた。同期の仲間によるLINEでの「実況中継」で敗戦(6対7)を知った瞬間は「PLの野球部がなくなるのは、信じられなかった」という。「いつか復活してくれることを願うしかない。そのためにも、OBがしっかりやらないといけない」。中川は力のあるまなざしで言う。

 今季のリーグ戦開幕からの3試合では、12打数2安打(打率.167)と不振だった。中川は「打ちたい、打ちたいと力が入って、直球に差し込まれていた」と反省。始動の際にリラックスし・・・

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