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第89回選抜高校野球大会

21世紀枠9地区推薦の21世紀枠候補校

 

2017年1月27日センバツ選考委員会で3校選出


 日本高等学校野球連盟は12月16日、第89回選抜高校野球大会の9地区推薦の21世紀枠候補校を発表した。2017年1月27日の選考委員会で3校が選出(東日本=北海道、東北、関東、北信越、東海と、西日本=近畿、中国、四国、九州から1校、地域を限定せず1校)される。野球の実力以外の要素が選考条件に加味される特色ある学校が“吉報”を待つ。

 センバツ21世紀枠は主に秋季大会の試合内容が資料となる「一般選考枠」とは大きく異なる。甲子園の出場機会を広げる目的で2001年、第73回大会から導入。

 第79回大会までは2校、第80回大会からは3校、記念大会となった第85回大会に限って、4校が選出されている。

 同枠は野球の実力以外の要素が選考基準で、困難条件の克服、文武両道、地域貢献、練習環境などのハンディ克服などが勘案される。まずは、単独地区扱いとなる北海道を除く46都府県高野連から1校ずつ推薦。原則的に秋季都道府県大会の16強以上から候補校を選び、北海道を含む9地区で各1校の候補校が推薦された。洛星高(京都)と倉吉東高(鳥取)以外の7校は地区大会を経験している。また、甲子園経験校は倉吉東高と中村高(高知)の2校で、残る7校は春夏を通じての“悲願”を待つ。

 17年1月27日のセンバツ選考委員会では3校(東日本=北海道、東北、関東、北信越、東海と、西日本=近畿、中国、四国、九州から1校、地域を限定せず1校)が選出される。

不来方(こずかた)と洛星は選手10人での奮闘


不来方(こずかた)高は選手10人と限られた戦力ながら、16年秋の県大会では準優勝と自力も十分にある


【北海道=富良野高】
16年の8月から9月にかけて台風が3度上陸し、大きな被害が出た中でも全道大会で8強進出を遂げた・・・

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