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2017年センバツ出場校

“粘り”の高田商高(奈良)の背景にある安定した学校生活

 

地に足を着けてあくまで照準は「夏優勝」


高田商高は昨秋の近畿大会8強進出。近畿地区のセンバツの一般選考枠は「7」と候補校の一つに挙がっていたが、周囲に惑わされることなく練習を進めた/写真=松村真行


 中学時代の硬式野球経験者はレギュラー9人中2人。昨秋のベンチ入り18人で見ても4人しかいない。7時間授業で平日の練習開始は16時30分。冬場になるとアップが終わったころには暗くなっており、ナイター設備はあるものの、照らせる範囲は内野のみ。そんな“普通”の環境に身を置き、地元の生徒が集まった高田商高が昨秋、奈良大会準優勝。決勝では昨春のセンバツ覇者・智弁学園を苦しめた。

 練習風景はきびきびとした高校野球、というよりは自主性を重んじる大学野球に近い・・・

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