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甲子園全国制覇の四番・入江大生が「エース」へチャレンジ

 

甲子園3戦連続弾の入江大生(作新学院高-明大)は投手専念


明大野球部合宿所の玄関前でポーズ。入江本人は大学での投手を希望しているが、明大・善波監督は打者としても高い評価をしており「二刀流」の可能性も秘めている/写真=(P)URP


「最初は投手を主にやっていきたい。余裕が出たら、打者にも挑戦したい」

 昨夏の甲子園を制した作新学院高(栃木)で「三番・一塁」、北海高との決勝では四番を務めた入江大生が2月1日、明大の合宿所に入寮。善波達也監督から投打両面で期待されている入江は、決意を言葉にした。

 昨夏の甲子園では、木更津総合高(千葉)との準々決勝で大会史上7人目の3試合連続本塁打を記録した。大会後には侍ジャパンU-18代表としてU-18アジア選手権(台湾)に出場。インドネシア戦で左越え本塁打を放つなど、長打力は折り紙つき。高校通算本塁打は「20本から25本くらい」(入江)という右の大砲だ。だが、入江は苦笑いを交えて言う。

「甲子園の3本は、地域の人々の応援で打たせてもらったもの。自分の力ではない。将来的には打者より投手のほうがいいと思っています」

 もともとは最速146キロを誇る投手。3年春の時点では・・・

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