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第72回JABA東京スポニチ大会

「捕手目線」でけん引する山岡剛監督(JX-ENEOS)のリーダー術

 

3月11日にJABA東京スポニチ大会が開幕。今年からJX-ENEOSを率いる山岡新監督はJR九州とのCブロック初戦が公式戦での初さい配となった/写真=川口洋邦


勝利が宿命の名門社会人で33歳の新指揮官が初さい配


 都市対抗野球で最多の優勝11度を誇る名門・JX-ENEOS。2012、13年には51年ぶりの連覇を果たすなど輝かしい歴史を築いてきたが、今季からその黄金時代を知る山岡剛氏が新監督に就任した。山岡監督は日大高から早大を経て06年入社。08年には田澤純一(現マーリンズ)とバッテリーを組み都市対抗で優勝するなど日本一4度。14年に引退し、15年はコーチ、16年は社業に専念し、2年ぶりの現場復帰となった。

「現役のころは目の前のアウトを積み重ねていましたが、今は試合全体を見渡して、試合終了から逆算するようになりました」と早くも違いを感じているようだ。

 山岡監督は1983年生まれで、33歳という若さ。本人は「年齢のことは気にしていない」と話すが今年のキャンプでは・・・

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