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春季東北地区大会・高校野球トピックス

仙台育英高が「秋春連覇」で勝負の夏へ手応え十分

 

写真=平山耕一

プロ注目の仙台育成の左腕エース・長谷川は聖光学院との2回戦で1失点完投すると、準々決勝も一人で投げ(8回コールド)、決勝は見事な1対0のシャットアウトで締めている


エース左腕・長谷川拓帆が大会3勝と大車輪の活躍


 春季東北地区大会は6月8日から12日まで仙台市民球場、石巻市民球場、利府町中央公園野球場で行われ、地元の3位校・仙台育英高が昨秋に続く優勝で、4年ぶり12度目の頂点に立った。県大会では準決勝で東陵高に敗退(1対5)し、古川工高との3位決定戦を経ての東北大会出場。初戦(2回戦)で今夏、11年連続の甲子園出場を狙う聖光学院高に快勝して勢いに乗ると、弘前学院聖愛高との準々決勝はコールド勝ち。宮城のライバル対決となった東北高との準決勝ではミラクル劇。2点を追う9回裏に1点差(4対5)とすると、なおも、一死一、三塁から杉山拓海(3年)の逆転サヨナラ3ランが飛び出した。西武などで投手として活躍した賢人さん父に持つ、逸材の大仕事だ。八戸学院光星高との決勝では、左腕エース・長谷川拓帆(3年)が完封。今大会3勝の大活躍で、初戦敗退に終わった今春のセンバツの悔しさを払しょく。チームも、準優勝を遂げた15年以来の甲子園へ弾みをつけた。

昨秋に続き、今春は地元・宮城開催の東北大会を制した仙台育英高。勝利の校歌の後は、応援席へVを報告へ行った


 この東北大会を最後に全国9地区の春季大会は終了した。なお、第99回全国高校野球選手権大会の地方大会は・・・

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