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2017 日米大学野球・ユニバーシアード

侍ジャパン大学代表10年ぶりの敵地Vへ一致団結

 

7月6日から国内合宿をスタートさせ、9日まで最終調整を行った。まずは日米大学選手権で2007年以来、史上2度目の敵地優勝を果たし、8月のユニバーシアード[台湾]へつなげていく/写真=田中慎一郎


ユニバ2大会連続金メダルへつなげるための真剣勝負


 若き侍戦士たち、いざ敵陣へ──。7月6日、侍ジャパン大学代表の24人が神奈川県平塚市のバッティングパレス相石スタジアムひらつかに集結し、チームが始動した。

 最終目標は第29回ユニバーシアード競技大会(8月、台湾)での2大会連続の金メダル。その前に、まずは第41回日米大学選手権(7月12日開幕)で優勝を目指す。チームは9日までの直前合宿で結束力を高め、10日に成田空港からアメリカへ向けて出発した。

 昨夏の同選手権は日本国内でアメリカを迎え討ち、2大会連続18度目の優勝を果たした。今回は敵地・アメリカで戦う。過去に20回アメリカで開催されているが、そのうち日本が優勝したのは2007年の一度だけ。チームを率いる善波達也監督(明大)は「アメリカ開催で2度目の優勝をして、3連覇を達成する。そうすればユニバーシアード優勝にも近づく。機動力を使って点をもぎ取り、投手リレーで失点を抑えて勝ちたい」と意気込んだ。

「人生初主将」が指揮官と選手のパイプ役


 勝敗のカギを握る投手陣には空振りが取れる球種を持つ投手が名を連ねた。軸となるのが立命大のエース左腕・東克樹(4年・愛工大名電高)だ・・・

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