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第29回ユニバーシアード競技大会

22人が結束した侍ジャパン“真”の世界大学王者

 

前回大会[15年、韓国]は決勝が雨天中止により、台湾との同時優勝。今大会は圧倒的な力を見せて世界一に輝き、帰国した8月31日に笑顔を見せた[左から立正大・小畑、明大・竹村、善波監督、東洋大・中川]/写真=山口高明


準決勝で韓国、決勝でアメリカを下してV2達成


 侍ジャパン大学代表は第29回ユニバーシアード競技大会(台湾・台北)で2大会連続の金メダルを獲得し、8月31日に帰国した。善波達也監督(明大)は羽田空港の到着ロビーで関係者に迎えられると、一気に安堵の表情に。そこからは金メダルの重みがうかがえた。

 2015年の前回大会(韓国・光州)では善波監督が指揮を執り、初の金メダルに輝いた。ただ、台湾との決勝戦が雨天中止となり、両チームが優勝だった。17年大会での真の金メダルを目指し、昨年2月に横井人輝監督(当時東海大)が指揮官に就任。ところが、横井氏が今年1月に東海大の監督を辞任し、代表監督からも退いた。そのため善波監督が急きょ再登板する形となった。帰国後に空港内のホテルで開かれた優勝会見で善波監督は大会を振り返った。

「横井監督ならきっと金メダルを獲って帰ってくる。(引き継いでから)絶対に金メダルを報告しないといけないという・・・

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