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東京六大学リーグ

59年ぶりの偉業を目指す立大が向き合う「正念場」

 

立大は今秋、開幕4連勝も、明大との3カード目で連敗し、残る慶大、法大は落とせない状況となっている。2年生エース左腕・田中誠[中央、左は溝口監督、右は藤野捕手]の出来がカギを握る/写真=井田新輔


春秋連覇のポイントは「勝利への執念」


 明大に連敗した後、立大・溝口智成監督は神宮球場の一塁側ロッカールームでのミーティングで、選手たちに強い口調で言った。

「こういう試合をしていてはダメだ。『しょうがない』じゃないぞ。このままではここから4連敗するぞ!」

 立大は今春、35季ぶりに東京六大学リーグを制し、大学選手権で59年ぶりに日本一に輝いた。59年ぶりの春秋連覇を狙う今秋は、開幕から東大と早大に4連勝。第4週の明大戦は勝ち点2同士の対決となった。

 9月30日の1回戦は1対2と惜敗。先発の田中誠也(2年・大阪桐蔭高)が8回2失点と好投したが・・・

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