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第48回明治神宮野球大会

「勝てる捕手」を極める名門・広陵高出身の司令塔

 

大商大・太田は1年春からマスクをかぶり、今秋まで6シーズンで5度のリーグ優勝。二塁送球1.9秒台の強肩で、打撃も粘りがある/写真=山口高明


大商大、無念の初戦敗退。あらためて感じた「全国の壁」


 大商大は破竹の「13連勝」で、4年ぶり4度目の明治神宮野球大会に乗り込んできた。今秋の関西六大学リーグ戦で、大学史上初の10戦全勝優勝。全国切符をかけた関西五連盟代表決定戦でも佛教大(京滋)、天理大(阪神)、関大(関西学生)と各連盟の優勝校を下し第一代表。原動力となったのが、攻守のカナメである太田光(3年・広陵高)だ。

 1年春からマスクをかぶって優勝に貢献すると、MVP受賞。24年ぶりに出場した大学選手権ではエース右腕・岡田明丈(現広島)とバッテリーを組み・・・

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