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第48回明治神宮野球大会

全国制覇を知る指揮官が思い描くスタイル。駒大苫小牧高(北海道) 4年ぶりの春へ準備着々

 

駒大苫小牧高を率いるのは、2004年夏の甲子園で、北海道勢初優勝時に主将だった佐々木監督[右から2人目]である/写真=川口洋邦


 今秋の北海道大会を4年ぶりに制し、来春のセンバツ出場を確実にしている駒大苫小牧高。指揮を執る佐々木孝介監督は田中将大(ヤンキース)の2学年先輩にあたり、2004年に同校が夏の甲子園で、北海道勢として初優勝した当時の主将だ。09年8月に監督に就任し、14年春のセンバツでは1勝を挙げた。だが、この甲子園出場を経て、学校側が練習時間の削減を求め、平日の練習は2時間半ほどに抑えられることになったという。佐々木監督はプラス思考だ。

「毎日、2時間は短くなっていて、それが2年半なのでトータルでは約1600時間。ですから、選手たちには増えた『自分の時間をどのように使うのか』を言ってきました」

 大切にしてきたのが野球ノートだ。

「投攻守の技術を上げる練習はどこもやっている。だから、同じことをやっているのに、どこか一味違う・・・

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