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第48回明治神宮野球大会

秋の「力不足」を糧に歴代最強チームが歩む道。今春のセンバツ王者・大阪桐蔭高、公式戦初黒星からの再起

 

創成館高との準決勝で惜敗し、新チーム結成からの公式戦連勝は12でストップ。東京で得た課題を、大阪へ持ち帰った/写真=井田新輔


「無敗」を目標に掲げ、公式戦12連勝を重ねてきた大阪桐蔭高が、明治神宮大会準決勝で惜敗した。

 今秋は投げては最速148キロ、打っては四番の二刀流・根尾昂(2年)がチームの柱。侍ジャパンU-18代表で一番を務めた藤原恭大(2年)、昨春のセンバツ優勝メンバーの1人で打率.571をマークし本塁打も放った山田健太(2年)ら野手陣に加え、ともに140キロを超えるストレートを持つ横川凱(2年)と柿木蓮(2年)の左右のエースをそろえるなど、ドラフト候補を多数擁し「銀河系軍団」とも呼ばれる強力布陣だ。

 大阪府大会では圧倒的な力を発揮し準決勝までの6試合中5試合でコールド勝ちを収めると、履正社高との決勝も9対2の大差で下し優勝した。7試合で64得点を挙げた打線について中川卓也主将(2年)は「実戦力をつけるため、シートバッティングでは・・・

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