前橋育英高から日体大に進学した飯島だが、まずは、痛めている左手首の治療に専念する/写真=BBM
我慢の時である。あの夏から約6カ月。日体大合宿所に入寮した
飯島大夢(1年・前橋育英高)に、確認しなければならないことがあった。骨折していた左手首の回復具合。髪の毛も伸び、新たなステージで猛アピールするのかと思ったが「まだ、完治していないんです」と話した。
昨夏の甲子園。飯島の不屈の闘志は、今も鮮明な記憶として残っている。5月22日の関東大会準々決勝(対浦和学院高)で死球を受け、左手首を骨折。全治5週間の診断を受けた。単純計算で7月上旬には復帰できる。つまり、夏の県大会にはギリギリ間に合うはずだった。飯島は主将、しかも・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン