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2018注目社会人投手

勝野昌慶(三菱重工名古屋)151キロ右腕が目指す“頂”

 

土岐商高[岐阜]から入社3年目はドラフト解禁年。183センチの長身から繰り出される151キロのストレートは、威力十分だ/写真=佐藤博


「都市対抗制覇」の先にある高卒3年目右腕の進路


 高卒3年目でドラフト解禁の年を迎えた勝野昌慶がギアを上げている。勝野と言えば、最速151キロのストレートを武器に社会人1年目から活躍し、一昨年はプロ・アマ合同で結成されたU-23侍ジャパン代表に19歳で選出された有望株だ。しかし、昨年5月のベーブルース杯では右ヒジの故障に見舞われ「早い段階でキャッチボールは始められたんですけれど、投げたらまた痛みが再発するという感じで思ったより長引いてしまいました」と、復帰したのは4カ月後。そこで、今冬はケガをしないように新たなフォーム作りに励んだ。

「これまでは上半身だけで大雑把に投げていたのがケガにつながったので、今は下半身を使うようにして平行に移動していくようなイメージで投げています。ここにきてフォームも固まり、以前より軽く投げてもボールが行くようになりました」。

 自分の流儀を大切にするタイプで、昨秋、社会人選抜で出場したアジア・ウインター・リーグでは・・・

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