週刊ベースボールONLINE

東京六大学リーグ

「陸の王者」伝統の長打力 嶋田翔(慶大)が掲げるスラッガー像

 

昨秋まで慶大の「13」を着けていたのは楽天岩見雅紀。今春、自ら同ナンバーを志願し、一塁のレギュラーを奪取している/写真=川口洋邦


背番号「13」を継承する右の大砲


 慶大の野球部合宿所(神奈川県横浜市)のすぐ隣に、ブルペンがある。

 今春から「五番・一塁」を務める嶋田翔(2年・樹徳高)はリーグ戦開幕に向け、誰もいないブルペンの右打席に立ち、黙々とバットを振ってきた。全体練習が休みの日も、日課の800本の素振りは欠かさなかった。

「練習量で負けるのがイヤなんです。努力もしないで、できないのは納得できない。努力してもできないこともあるけど、それなら後悔は少ないですから」。嶋田はキッパリと言う。

 高校通算34本塁打の右のスラッガー。高校時代から「『勉強だけ』とか『野球だけ』ではなく、両方やって負けたくない」と文武両道を貫いて・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球取材班、ベースボールライターによる、高校・大学・社会人野球の読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング