週刊ベースボールONLINE

東京六大学リーグ

15年秋以来のリーグ優勝へ 加藤雅樹(早大)が「逆転V」のキーマン

 

今秋の加藤は開幕から3カードを終えて21打数2安打と不振だったが、4カード目の明大との3試合で12打数5安打、4打点と調子を上げてきた/写真=小倉元司


短期間で打撃改造!! 復調を遂げた四番のバット


 20試合ぶり(今春の明大2回戦)のアーチは、その四番打者にとって大きな意味があった。

 10月15日の明大3回戦。早大の四番・加藤雅樹(3年・早実)は初回に二死一塁から右翼席へ2ラン(通算6号)を打つと、一塁を回ったところで遠慮気味に右手を挙げた。試合後には「久しぶりの感覚でした。気持ちが前に出たというか、今までとは違うホームランかな」と笑顔を見せた。

 今季は開幕から立大2回戦までの5試合で17打数2安打(打率.118)と不振。9月24日の立大3回戦ではスタメンを外れ、途中出場した。

 小学生のころから常に四番を任されてきた。早大でも2年春から不動の四番を務めてきた加藤にとって、ケガ以外でスタメンを外れるのは野球人生で初めてのことだった。

 立大戦後、加藤は「変わらないといけない。自分の課題は・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球取材班、ベースボールライターによる、高校・大学・社会人野球の読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング