8、9回と2度にわたり同点とした鷺宮製作所だったが、9回裏にサヨナラ負け。悔しさが残ったが、今夏の都市対抗優勝の大阪ガスを相手に堂々の戦いだった/写真=太田裕史
3時間17分に及ぶ息詰まる攻防で惜敗
日本選手権初戦の相手は今夏の都市対抗王者・大阪ガス。創部60周年の節目を戦う鷺宮製作所の前に難敵が立ちはだかった。「せっかくやるなら初戦のほうが勝つチャンスがある」。目良宏監督(東洋大)は意気込んでいたが、若い選手の多いチームは毎回のように走者を出すもバントやエンドランをミスして、好機を広げられず。守備でもけん制で逆を突きながらタッチが甘く走者を生かしてしまい、二死からの失策が響いて4回裏に3点の先制を許す。
それでも5回表に2点を返し、8回に四番・橋本顕太郎(城西大)の適時二塁打で試合を振り出しに戻す。直後に2点を失い窮地に立たされても、9回表に先頭の津久井夏生(桐蔭横浜大)が右翼二塁打で出塁し、代打・酒井直哉(日本文理大)の安打もあって・・・
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