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第49回明治神宮野球大会

終盤に驚異の粘り見せた立正大が9年ぶり2度目V

 

逆転本塁打を放った立正大の主将・伊藤はナインの手によって、神宮の杜を舞った。1年間の苦労が報われた瞬間である/写真=山口高明


主将兼四番の一発で自らのミスを帳消し


 第49回明治神宮大会は11月14日に大学の部の決勝が行われ、立正大(東都大学代表)が6対4で環太平洋大(中国・四国3連盟代表/中国地区)に勝利。前回大会で初出場初優勝を遂げた2009年秋以来、9年ぶり2度目の頂点に立った。

 坂田精二郎監督は感無量の面持ちで「4年生が最後の最後まで引っ張ってくれて、最高の形で終われた。4年生に感謝したい」と言った。四番・二塁で主将という大黒柱で、DeNAから2位指名を受けた伊藤裕季也(4年・日大三高)の活躍が光った。九州共立大(九州3連盟代表/福岡六)との初戦(2回戦)では7回に先制2ラン(2対0)。関西国際大(関西5連盟第2代表/阪神)との準決勝では2安打(12対1)。決勝では6回裏自らの失策がきっかけで一度は3点のリードを奪われ・・・

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