週刊ベースボールONLINE

第49回明治神宮野球大会

小寺兼功(近大)が過ごした、技術と人間性高めた4年間

 

12年ぶりの明治神宮大会へと導いた近大の4年生左腕・小寺が、準決勝まで3試合連続で先発しチームの屋台骨を背負った/写真=川口洋邦


ドラフト指名漏れの悔しさバネに導いた全国4強


 そこに「敗者」はいなかった。

 明治神宮大会で平成元年に同大会を制した近大は「平成最後も日本一」を合言葉に臨んだ。しかし、準決勝(11月13日)で環太平洋大に0対7(8回コールド)で敗れている。

 試合後、先発して3回途中3失点で降板したエース左腕・小寺兼功(4年・岡山理大付高)の表情は、敗戦投手とは思えないほど清々しかった。その理由を聞くと、背番号12はこちらを真っすぐ見て・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球取材班、ベースボールライターによる、高校・大学・社会人野球の読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング