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東都大学リーグ

新時代の「5.1」に吉村貢司郎(国学院大)が初完封

 

国学院大・吉村は令和最初の試合となった亜大1回戦でリーグ戦初完投を初完封で飾った/写真=井田新輔


節目の「令和1勝」記念球は連盟へ寄贈


 東都大学リーグの「令和」の幕が開けた。5月1日の第1試合では、国学院大と亜大が対戦した。

 国学院大の先発は、今秋のドラフト候補右腕の吉村貢司郎(4年・日大豊山高)。9回まで5安打無失点で投げ終えた。

 0対0のまま迎えた9回裏。吉村は味方の攻撃をベンチで見守っていた。点が入らず延長になれば、続けてマウンドに上がるつもりだった。

 打席には先頭の四番・鎌仲純平(4年・北海高)。その6球目。亜大先発の内間拓馬(3年・宜野座高)が投じた142キロの直球を振り抜くと、打球は右翼席へ飛び込むサヨナラアーチとなった。

 その瞬間、吉村はリーグ戦初完投を初完封で、通算5勝目を手にした。試合後、吉村は大粒の汗を流しながら、顔をほころばせた。

「初完封できて、ホッとしました。どこかで打線が打ってくれると信じて、自分の役割がブレないように、1イニング1イニングをしっかり抑えようと投げていました。そんな中で鎌仲が打ってくれて、うれしかった。開放感がありました」

 この日の国学院大ベンチ内では・・・

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