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新エース・村上頌樹が仁王立ち。東洋大2季ぶり20度目V

 

5月23日の第1試合、優勝の可能性を残していた国学院大が中大に敗れ、東洋大の優勝が決定。第2試合[対亜大2回戦]で連勝して、勝ち点5として完全Vに花を添えている。杉本監督を胴上げした/写真=大賀章好


「戦国東都」で勝ち点5の完全優勝!!


 東洋大ナインは、優勝の瞬間を神宮球場の一塁側ベンチ裏の通路で迎えた。歓声は上がらなかった。淡々とグラウンドへ入り、試合に備えた。

 5月23日。第1試合で、優勝の可能性を残していた国学院大が中大2回戦に6対10で敗戦。そのため、第2試合の亜大2回戦の試合を前に、2季ぶり20度目の優勝が決まった。

 試合には7対6でサヨナラ勝ち。連勝で勝ち点を5として、完全優勝を果たした。延長11回裏に一死一、三塁から小川翔平(3年・霞ケ浦高)が中犠飛。山田知輝(4年・桐生第一高)がサヨナラのホームを踏むと、その付近で歓喜の輪ができた。

 杉本泰彦監督は優勝会見で「令和最初の春の優勝が東洋大と、歴史に刻まれるのは誇らしい」と喜んだ。

 伝統の長打力は今年も健在だった。指揮官はリーグ戦序盤から・・・

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