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第90回都市対抗野球大会

シティライト岡山社長と主将のあくなき挑戦

 

シティライト岡山は初出場で初戦突破を遂げたが、2回戦では日本生命に惜敗。桐山監督[背番号56]、主将・丸山[同9]にとっては貴重な2試合となった/写真=矢野寿明


岡山市から47年ぶり代表。創部12年目で初陣初勝利


「多くの皆さまから『おめでとう』や『よくやった』というお言葉をいただきました。これまで、いろいろな方々の支えがあったので、本当に感謝をしたいです」。そう語ったのは、シティライト岡山(岡山市)を率いる桐山拓也監督(東海大)。創部12年目で悲願の都市対抗初出場を遂げ、本戦では初勝利を飾った。

 シティライト岡山は、1回戦で同じく初出場の宮崎梅田学園(宮崎市)と対戦。2回表に妹尾(中大)の中犠飛で先制すると、3回表には田村強(大体大、JR西日本から補強)が左翼へソロアーチ。5回表にも小竹一樹(日本橋学館大)がタイミングを崩されながらも左翼最前席へ運ぶ本塁打と一発攻勢でリードすると、投げては右腕・後藤田崇作(関学大)から左腕・平岡航(京都学園大、伯和ビクトリーズから補強)につなぐリレーで4対3で逃げ切った。シティライト岡山は社会人二大大会を通じて初出場に対して、宮崎梅田学園は昨年の日本選手権に初出場。経験の差が不安視されたが、丸山高明主将(亜大)は「初出場同士ということで注目されましたが、やりづらいということはなかったですし(4月の)JABA岡山大会で対戦して勝っていた(4対1)ので、良いイメージを持って臨めた」。桐山監督は「チームが一つになれば、全国でも通用することが分かった」と手応えを口に・・・

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