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第90回都市対抗野球大会

日本製鉄室蘭シャークスがこだわる「守り勝つ野球」の精度

 

日立製作所との都市対抗初戦[2回戦]で0対2で敗退。課題を北海道へ持ち帰り、次なる戦いを目指す/写真=BBM


悲願の大会初勝利へ目指す「好試合」からの脱皮


 北の大地から5年ぶりに都市対抗へとやってきた日本製鉄室蘭シャークス(室蘭市)。しかし、初戦(2回戦)で日立製作所(日立市)に0対2で敗れ、悲願の大会初勝利はならず。エース右腕・下川原駿(日体大)は「周りから『良い試合だった』と言われているうちはまだまだ。好ゲームだけで終わらせないようにしなくては……」と語った。

 今季は三塁コーチャーズボックスから指揮を執っている比嘉泰裕監督(富士大)は試合後、「少ないチャンスをものにできなかった。自分の責任です」と話したが、その攻撃は1回表に一番・小林俊己(函館大)がセンターへクリーンヒット。しかし、その後はエンドランがファウルになるなど強攻策が実らず、最後は小林が二盗に失敗。2回表はまたも先頭打者をヒットで出塁させると、ここは犠打で確実に得点圏へ走者を進めたが先制点を挙げることができなかった。すると、その裏・・・

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