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東京六大学リーグ

松岡弘コーチの指導受け小林大雅(東大)は手応え十分

 

今春までに東京六大学リーグ戦通算0勝23敗。「1勝」へ対する思いは誰よりも強いものがある


ラストシーズンに悲願の初勝利を目指す赤門左腕


 1919年創部の東大は今年創部100周年を迎えた。節目の年にOB、関係者も盛り上がり、ユニフォームも一新して今春のリーグ戦に臨んだ。しかし、結果的には10戦全敗の最下位。2017年秋の法大戦に連勝して以降、引き分けを挟んで32連敗中である。

 特に苦しんだのは投手陣。開幕から調子が上がらず、リーグ戦序盤は大量失点が続いた。1年秋からリーグ戦に登板し、投手陣を引っ張ってきた小林大雅(4年・横浜翠嵐高)も、開幕からの3カードで3度先発したものの、いずれも4回もたずに降板している。

 リーグ戦も終盤に入った4カード目の明大1回戦で、同じ4年生の右腕・坂口友洋(日比谷高)が先発のマウンドへ。リーグ戦初先発の坂口は、外角低めを丁寧に突く投球で明大打線を9回まで無失点に抑える力投。打線の援護がなく延長10回、サヨナラ負けを喫したが、坂口の好投が投手陣に好影響を与えたと小林は話す。

「リーグ戦の序盤から投手陣が打ち込まれ、ランニングの量を増やしたり投げ込みの量を見直したり、みんなで取り組んでいたんですが、その成果を・・・

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