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東都大学リーグ

最上級生が率先して動く昨秋覇者・立正大、浮上の予感

 

中心打者の佐々木勝ら4年生が普段の生活から雑用などを積極的に行うと、チームの雰囲気が変わってきたという/写真=菅原淳


ラストシーズンに体現する「4年生の意地」


 立正大は昨秋、7勝5敗、勝ち点3で並んだ駒大との優勝決定戦を制して18季ぶり2度目の東都リーグ制覇を果たすと、明治神宮大会で9年ぶり2度目の日本一となった。

 昨年のチームをけん引した主将の伊藤裕季也(現DeNA)と副将の小郷裕哉(現楽天)が卒業。今春は5位に沈んだ。

「秋の連続日本一」を目指す今秋。開幕の東洋大戦では1勝2敗。続く国学院大戦では連敗して、続けて勝ち点を落としてしまう。国学院大2回戦の試合後、坂田精二郎監督は4年生たちに厳しい口調で話した。

「秋は4年生にとって最後のリーグ戦。4年生が中心になってまとまったチームが強い。4年生の代わりは、下級生にはできないんだぞ。言葉と背中でチームを引っ張ってくれ」

 4年生たちは、主将の根本郁也(4年・桐光学園高)を中心にミーティングを重ね・・・

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