今秋の関西学生リーグ12試合で17安打。二塁打2本、三塁打1本とパンチ力もあり、打撃トップに立った/写真=松村真行
研究と練習量を重ね史上初「4位」の立役者
42打数17安打、打率.405、唯一の4割打者となった北野嘉一(3年・北野高)が今秋、首位打者に輝いた。1982年の関西学生リーグ発足以降、京大では8年ぶり3人目の快挙。京大史上初の4位の立役者となった。
「野球を楽しめました。ベストナインが最高だと思っていたので、まさか(首位打者が)獲れるとは……。春のリーグであまり打てなかった(打率.171)ので、原因を分析して秋につなげられました。ヒットを打とう打とうとして構えやスイングが小さくなっていたので、それを動画で撮影し、プロの打者と比べてみて、構えが小さいなと思ってフォームを変えました」
胸のすぐ前辺りに置いていたバットを体から遠ざけ、懐を広げると長打力がアップした。「今まで苦手だったインコースが打てるようになったのと、長打も出るようになりました。これはいけるな、と感じました」。参考にしたのは
阪神のルーキー・
近本光司。その理由は・・・
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